こんにちは!!寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

寒い日が続くと外に出るのもおっくうになって、家にこもりがちになってしまいませんか?

私もお正月はコタツに入ってミカン食べてお酒をちょっと(?)呑んでグデーっとなっていました。

そしたら案の定、身体が動きにくくなってしまっていて。。。わー大変だ!!

身体を診るお仕事なのにこれではいけませんね。反省です。

この適度に運動をしていないと身体が動きにくくなる現象は、年齢が上がるにつれて顕著になっていきます。

そして動きにくくなることにより様々な病気やケガをしやすくなってしまい、要介護のリスクが上がってしまう恐れが出てきます。

この身体が動きにくくなってケガや病気をしやすくなってしまう症状を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と日本整形外科学会は名付けました。

今日はこのロコモティブシンドローム(以下ロコモ)について一緒に勉強していきましょう!!

 

 ロコモティブシンドロームとは?

ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のことをロコモティブシンドロームと呼ばれています。

最近腰が痛くて動くのがおっくう、なんだかふらつく、膝が痛いなどがロコモのリスクを上げてしまい、最悪寝たきりや要介護になってしまう可能性があります。

参考文献 ロコモチャレンジ

 どうしてロコモになってしまうの?

題名にもあるように「動かない」ことがロコモのリスクを上げてしまいます。

そもそも私たちの運動器は、何もしないと長持ちするようにはできていません。

身体は負荷がかかる事により、その負荷に耐えられるよう毎日作り上げています。

しかし痛みで動けなかったり、動くのがおっくうになり寝てばかりいると身体は負荷に耐えなくても大丈夫と判断して、身体つくりをさぼってしまいます。

そうなると日常生活の負荷にも耐えられなくなり寝ている生活が続いてしまって骨や筋肉、軟骨、椎間板などが連鎖的に弱くなってしまうのです。

だから身体を適度に動かして負荷を与えることにより運動器の低下を防ぎ、マッサージやストレッチなどでメンテナンスする必要があるのです。

例えるなら車と同じで、車も動かしていないとバッテリーが上がっていたり、オイルが古くなっていてエンジンが駄目になってしまいますよね。また、車検もしないとどこか壊れている可能性も見過ごしてしまいます。(因みにアメリカは車検が無いので古い車は走行中にエンジンが爆発することもあるらしいですよ。怖い!!)

 痛くても動いたほうがいいの?

確かに動くことは体にいいのですが、痛みを我慢して動くことはやめた方が良いです。

しかし、動かさないでいると運動器は低下してしまうので痛みが出ない範囲で運動してもらうと良いです。

例えば膝の変形で立つと体重が掛かり痛い場合は、椅子に座って痛みのない範囲で足を上げたりすれば膝も痛まずに運動ができます。

そして徐々に慣れてきたら、少しづつ立ち上がるような運動に切り替えると良いと思います。

余談ですが膝に関していうと、私のおすすめはエルゴメーター(エアロバイク)が超おすすめです。体重もかからずに膝の曲げ伸ばしが多くできかつ持久力もつくので一隻二丁ですね!!

最近では家庭用で床に置くタイプもありホームセンターでも売っていますよー

参考引用 楽天

じつはロコモの予備軍は30代・40代の5人のうち4人は予備軍といわれています。(ということは私もか。。。。)

私には関係ないや、と思っていてもじわじわとロコモの魔の手は迫ってきているかもしれませんよ。

私ロコモかも!!と思っている方に次回はロコモのチェックとご家庭で簡単にできるエクササイズなどご紹介したいと思います。