こんにちは!!訪問マッサージnordic-ノルディック-の宮倉です。
寒波襲来で朝晩冷えていますがいかがお過ごしでしょうか?
ニューヨークの友人は「今日は-16°だよー道に落ちてるジュースもカチコチさ!!hahaha」と言っていましたので寒いといってもまだまだ川越は暖かいですね。
さて、以前から足と身体に注目した勉強を続けていて、普段の歩き方や姿勢が靴を変えるだけで変化することに興味を持ち、もっと深く知りたいといろいろ探していたところ整形外科医 内田俊彦先生が主催するNPO法人オーソティックソサエティDYMOKO(ディモコ)というのがあったので週末を利用して勉強会に行ってまいりました。
靴が足や全身に影響する構造や、医学的な見解などいろいろ聞けて大変勉強になりました。
その中でも一番驚いたのが自分の足の大きさを実はあまり知らなかったという事です。
足のサイズを計測したところ普段選んでいる靴よりも1cm(普段は27cmの靴ですが、計測したら26cmでした)も小さかったことに驚きました。(写真は自分の足を計測した結果です。)
先生の話によると、ほとんどの人は靴選びを間違えているそうです。自分に合っていない靴を履くことによって身体の安定性が低下して無理な姿勢や歩き方になってしまうそうです。
しかし、残念なことに現在の日本ではメーカごとにサイズの規格が違っていたり、靴の足囲(ウィズ)も一番売れるE~3Eくらいしか作ってないそうなので、なかなか自分にあった靴を見つけるのが困難であるということ。
では、それらを変えるために内田先生が行っている方法は「その人にあった足底版を作る」だそうです。
足底版というと聞きなれない言葉ですが靴の中敷きやインソールというとイメージが付きやすいと思います。
先生は患者さんの歩き方や姿勢を評価して、基本となる足底版にパーツを付けて本来の姿勢に戻すのだそうです。
そして、それができるようになるには普段から人をよく観察してどこが悪いか言葉で説明できるようにならないといけないと。。。
なかなか厳しいお言葉でしたが、本当にそのとおりだと思います。
マッサージをしていると凝りや痛みに注目してしまいがちですが、その人がなぜ凝ってしまうのか?なぜ痛みが出るのか?を理論的に考える力は今後のマッサージ師には必要な知識だと思ます。
普段から患者さんに対する意識や考え方をあらためて考えながら有意義な時間を過ごせました。
まだまだ勉強することが沢山ありますね!!これからも患者さんにより良いものを提供できるように頑張りますのでよろしくお願いします!!