こんにちは!! 川越 訪問マッサージ-nordic- の宮倉です。
施設や在宅で車いすを使っている方は多いと思います。
でも、ちゃんと快適に座れているか?と言われると。。。。うーん、どうなんだろう?と、言われる方は多いのではないでしょうか?
車椅子が合っていないために不良姿勢になりやすかったり、長時間座ると疲れてしまったりしてはいませんか?
そこで今回は車いすの良い座り方(シーティング)を一緒に勉強して、快適な座り方を身につけましょう!!
患者さんへ車いすのアドバイスに悩んでいるセラピストも必見ですよ(^^)/
ちゃんと座れるとどんなメリットがあるの?
このような患者さんを診たことはないでしょうか?
参考引用 RAKUDESU
このような姿勢だと・・・・
・胸部が圧迫されることにより呼吸機能が低下してしまう
・嚥下機能の低下
・腹部圧迫による内臓機能低下
・嚥下機能抑制
・上肢機能抑制
などなど沢山の弊害が出てしまいます。
良姿勢を維持することにより、これらの機能低下を予防でき快適な生活を送ることが出来ます。
車椅子の選び方
車椅子にもいろいろ種類がありますが、今回は一般的なティルドタイプの車椅子を選ぶ際のポイントをご紹介します。
以下のポイントに注意しながらチェックしてみましょう。
- 座面の幅と奥行き
- 座面の高さ(床から座面)
- 背もたれ(バックレスト)の高さを
- 肘掛け(アームレスト)の高さ
座面の幅と奥行き
参考引用 TCマート
上の画像の1と4の位置を決めます。
3~4cmほどの余裕があるのが理想ですが、人により体格は違うので指2~3本分を目安にすると覚えると良いでしょう。
参考引用 TCマート
座面の高さ
6の前座高になります。
床に足をついて自走できる場合は床に足がちゃんと着いているか、膝が曲がりすぎていないかチェックしましょう。
また、床又はフットレストに足をついた際の座り心地を確認してください。
フットレストに足を乗せた際、太ももが持ち上がりすぎてしまうと「ずっこけ姿勢(坐骨座り)」の原因になりますので注意しましょう。
参考引用 TCマート
参考引用 「毎日100%」身体スッキリ生活 はるかのblog
座面の高さについては、座布団やクッションを入れるかどうかの想定も含めて行う必要があります。
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アームサポートの高さを調整する
アームサポートとは腕を休めることに使います。
アームサポートが高すぎたり、低すぎたりすると前後傾姿勢が強くなったりしてしまいます。
高さを調整できる車椅子もありますので、高さを調節するか、バスタオルなどで高さを変えてみるのも良いかもしれません。
フットレストの高さと開閉式にするか、取り外せる機能のものにするかを決める
フットレストの高さを決めるにあたり、目安にするのが、股関節と膝関節の角度で、90度曲がる程度を目安にしましょう。