こんにちは!! 川越 訪問マッサージ nordic-ノルディック-の宮倉です。

新人や中堅のセラピストに会うとよく「自信がないんです。。。」という人が多いです。

これは何故だろうと日々考えていたところ、この本に出会いなんとなくわかるようになりました。

 参考引用 Amazon

 

オランダでは幼少期のころから自分で考えさせて、実行して、自分を評価し、改善していく教育方法を取り入れているそうです。

時間割も無く、学校に着いたら先生はまず「今日は何がしたい?」から始まるそうです。

すると子供たちは「今日は算数をやりたい!!」「僕は国語!!」というように自ら勉強を始め、先生は何も教えないで生徒の自主性に任せるとのこと。

子供たちがわからないところは「どうしてこうなるのかな?」とヒントだけ与えて見守ることに徹しているそうです。

そんなので勉強できるの?

日本だと考えがちですが、子供たちは遊びながらどんどん学習していくそうです。

大学でも同じで、例えば教育大学だったら入学をしたらいきなり現場に出させ、授業をしてもらう。

授業後にどうすればもっと教えられるか、どこが悪くて、どこが良かったかなどを自分で評価させ、改善し次回の課題にする。

そうすることで、自分なりの答えを導き出し、一人前の教師になっていくとのこと。その際に教授が教えることはあまり無いそうです。

自分で出した答えだから自信につながり、自己肯定感も育ちます。

ふむ・・・・・

これって凄く大事なことではないでしょうか?

今の教育は基本的にはトップダウンです。教師は教えて、生徒は教わる。

だから、生徒はずっと正解を追い求めてしまう。「これであってるのかな?」「間違えたら怖いな」みたいに

しかし、答えは無数にあり他人の答えに顔色を伺っていては、いつまでたっても他人の評価を気にしてしまう人になってしまいます。

その結果が、「自信がない」に繋がっていくのではないでしょうか?

間違えていたら、やり直す。

自分で考えて改善していくから、評価は自分軸になる。

何事も経験して、失敗して学んでいく事が重要なんですね。。。

色々と考えさせられる一冊でした。

部下の教育に悩んでいたり、自分に自信を持ちたいときにおススメですよ。