パーキンソン症状の一つに身体が固くなってしまうというのがあります。

マッサージで身体をほぐしてもなかなか効果が持続せず、対処療法的にマッサージをするだけでは効果が上がりにくいと日々の臨床で感じています。

マッサージで身体を動かしやすくしたら、自宅でのエクササイズなどで柔軟性を持続し、日常生活レベルを落とさないように予防する事が大切です。

そこで今回は自宅で出来る予防体操をご紹介したいと思います。

症状が進むと、猫背になりやすく、体幹が上手に使えなくなってしまいます。転倒にも繋がりますので、こちらの体操で柔軟性を維持するようにしましょう。

こちらは尼崎の総合医療センターが推奨している杖を使った体操になります。杖を使うことにより腕や体幹の動きを感じられやすくなりますので、腕が上がり辛かったり、うまく体を捻れない時などはちょっとした工夫をしてみましょう。杖でなくても、タオルでも大丈夫ですよ。

 

自宅でエクササイズを行い、マッサージや理学療法士さんのリハビリも効果的に受けられると思います。運動は疲れるまでやってしまうとお薬の効果が低下する恐れがありますので、疲れない範囲で気持ちが良い程度の強度でおこないましょう!!