6回にわたり、凝りについて大まかですが、ご紹介してきました。
如何だったでしょうか?
これが全てではありませんが、何となくでも良いので凝りについてご理解いただけたら幸いです。
自分の凝りのタイプがわかれば対処法も変わります。
セラピストも患者さんに合わせたオーダーメイドの施術ができるのではないでしょうか?
紹介したタイプに当てはまらない場合や三か月以上続く慢性的な凝り、明らかな塊が奥のほうにあるような凝りは、筋肉だけの問題では無いかもしれませんので医療機関に行ってお医者さんに診てもらうようにしましょう。
まとめ
凝り=硬結は・・・
・使いすぎ・OVER workによる硬結(例・トレーニングのしすぎ、仕事などで同じ動きをしている)
・使わなすぎ・under useによる硬結(例・運動不足、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしている)
・常圧による硬結(例・寝たきり、ギブス固定など)
・炎症による硬結(例・外傷後の凝り、炎症反応後の凝り)
・心理/社会定期要因による凝り(例・ストレス、環境変化、対人関係など)
上記の5つに分けられます。
組織は動脈(毛細血管)からの血液供給により細胞や滑液に酸素や栄養を供給し、細胞から出た二酸化炭素、老廃物は静脈、リンパ管より排出される。
この作用が阻害されることにより、組織の栄養不足が起こり、組織が固くなり、滑走性が低下して硬結(凝り)となる。
参考引用:GOODHEALTH https://good-health.jp/
組織が固くなったり、運動不足で動く機会が減ると、筋ポンプ作用(筋肉が収縮、弛緩することにより血液を心臓に送る手伝いをする作用)が低下し硬結になりやすい。
参考引用 https://ameblo.jp/proathlete/entry-11311814136.html
炎症時は周囲の血管を収縮させて炎症を拡大しないようにする作用がある為、周りの組織は栄養低下を起こしやすい。
参考引用:ナースプレス https://nursepress.jp/224901
自律神経は毛細血管の血液供給を調節しているため、ストレスにより自律神経が乱れると、組織の血液供給量が低下してしまう。
参考引用:慢性腰痛患者ゼロの社会を夢見る黒田雄太のブログ https://ameblo.jp/yu0ta7ku1ro0da/